アメリカ軍の高官が台湾を極秘に訪問したとの報道をうけて、中国政府は「いかなる形のアメリカと台湾の公式往来や軍事連携にも断固反対する」と、改めて強調しました。
ロイター通信は、アメリカ・インド太平洋軍の情報担当のトップが22日、極秘に台湾を訪問したと報じました。台湾当局は、アメリカ高官の訪問は認めたものの、詳細を明らかにしていませんが、この報道を受け中国外務省の報道官は23日、アメリカと台湾の連携に断固反対する考えを強調しました。
「中国はいかなる形の米台公式往来や軍事連携にも断固反対する。この立場は一貫して明確なものだ」(中国外務省 趙立堅報道官)
また、「中国は情勢の変化に応じ必要な反応をする」と、改めてアメリカと台湾の接近をけん制しています。(23日19:20)