
ニューヨーク・ポストが入手した米郵便公社(USPS)のデータによると、コロナ禍で30万人以上のニューヨーク市民が街を離れた。
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その多くは市内で最も裕福な人々で、ニューヨーク市では最も裕福な人々が市の税収の半分近くを収めている。
多くの元ニューヨーク市民は、郊外のハンプトンズや隣接する他の州の郊外にある高級住宅地などに郵便物の転送を依頼している。中にはハワイのような雰囲気の全く違う土地へ移った人もいる。
アメリカのニューヨーク市では、より良い環境を求めて過去8カ月の間に約30万人が街を離れた。
情報自由法(Freedom of Information Act)を通じてニューヨーク・ポストが入手した米郵便公社(USPS)の郵便物の転送依頼に関するデータによると、3月1日から10月31日の間に数十万世帯がニューヨーク市から流出した。
その主な要因は、新型コロナウイルスの大流行だ。
USPSのデータはニューヨーカーがどこへ向かったのか、興味深い情報を提供してくれる。ただ、それが一時的な”流出”なのか、永続的な”流出”なのかは区別されていない。