【モスクワ共同】ロシア内務省は1日、2011~12年に年金生活者ら中高年の女性26人を殺害し、所持品を奪った疑いで、中部タタルスタン共和国の首都カザンに住む組立工の男ラディク・タギロフ容疑者(38)を拘束したと発表した。内務省が発表した取り調べの映像で、同容疑者は多数の女性を殺害したと認めつつ、人数は思い出せないと供述した。
発表によると、タギロフ容疑者は中央、ウラル、沿ボルガの各連邦管区の12地域で女性26人を絞殺し、所持品を奪った疑い。修理工などを装い被害者を信用させてアパートの中に侵入していたという。