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【ワシントン時事】米紙ニューヨーク・タイムズ（電子版）は2日、トランプ大統領が自身の子供や顧問弁護士のジュリアーニ元ニューヨーク市長らの「恩赦」について、顧問らと協議していると報じた。
【写真】トランプ米大統領の次男エリック氏
いずれも立件を前提とした捜査の対象にはなっていないが、自身の大統領退任後、ロシア疑惑などに絡み子供らが刑事訴追される可能性をにらんだ「予防的措置」という。
同紙が関係者2人の話として報じたところでは、恩赦の検討対象とされるのはジュリアーニ氏のほか、トランプ氏の長男ドナルド・ジュニア氏、次男エリック氏、長女イバンカ大統領補佐官と娘婿のクシュナー大統領上級顧問。ジュリアーニ氏は先週、恩赦の可能性についてトランプ氏と話し合ったとされる。
このうちジュニア氏は、モラー特別検察官（当時）によるロシア疑惑捜査で、2016年大統領選前にロシア当局とつながりのある人物と接触したとして捜査対象になった。クシュナー氏は政権入りの際の身元調査で、当局にうその情報を伝えたとされるが、いずれも訴追されていない。
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