「政治で私は２回勝った。２対０だ。それはとても良いことだ。それで私たちはそれがどのように明らかになるのか見るだろう」。
【写真】金髪から白髪になったトランプ大統領
トランプ米大統領が７日、１１月３日の選挙人団を選ぶ大統領選挙で勝ったという主張を繰り返し、近く大きなことが起きるだろうと述べた。
ホワイトハウス共同取材団とワシントンポストなどによると、トランプ大統領はこの日ホワイトハウスの執務室で大統領勲章「自由のメダル」授与式を開きこのように明らかにした。１９７２年ミュンヘン五輪レスリング金メダリストのダン・ゲーブルがメダルを受け取った。ワシントンポストはトランプ大統領がバイデン氏に勝ったと偽りで暗示したと指摘した。
トランプ大統領はまた「操作された選挙だった。米国の恥だ。第３世界のようだ。（操作された）投票用紙があちこちにあふれ、だれも所有権を知らない機械（開票機）を使った。私に反対する数千票を送って引っかかった」と主張した。
その上で具体的な説明なしで「いまや私たちはそれに対し何をできるのか知っている。今後２日ほど後に多くの大きなことが起きるのを見ることになるだろう」と付け加えた。
また、前日に新型コロナウイルス感染の事実がわかったジュリアーニ元ニューヨーク市長に対しトランプ大統領は「今朝早く電話を受けたが彼はとてもよく過ごしている。熱もない」と明らかにした。トランプ陣営の法律チームを率いるジュリアーニ元市長はトランプ大統領の「選挙操作」主張の先鋒で、不服訴訟などを率いている。
一方、トランプ大統領の選挙操作主張の核心地域であるジョージア州はこの日バイデン氏の勝利を再認証することにした。
政治専門メディア「ザ・ヒル」によると、ジョージア州のブラッド・ラフェンスペルガー州務長官は記者会見で「大統領選挙から３４日過ぎた。合法的な投票を３回開票し、結果は変わることがない」と明らかにした。
