米大統領はどう選ばれるの?  正式には選挙人の投票

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米大統領はどう選ばれるの?  正式には選挙人の投票

【写真】バイデン次期米大統領=11月10日、東部デラウェア州ウィルミントン

 ―米大統領選はもう終わったんじゃないの。

 正式には「選挙人団」と呼ばれる50州と首都ワシントンの代表者による14日の投票を経ないと勝者は決まらない。先月3日の「一般投票」を基に選ばれた選挙人団が州都などに集まり、正副大統領候補に投票する。普段は形式的な手続きだが、今回は共和党のトランプ大統領が負けを認めていないので注目を集めている。

 ―選挙人ってどんな人。

 各州では共和、民主両党があらかじめ党の有力者などから選挙人の候補者を指名していて、一般投票の結果が確定し次第、その州を制した方の政党から選ばれる。ニューヨーク州では民主党のクリントン元国務長官が選挙人に名を連ねた。選挙人の数は各州で異なり、原則として勝者が総取りする。

 ―選挙人が誰に投票するかは決まっているの。

 米メディアによると、一般投票の勝者に投票することが法的に義務付けられているのは33州と首都ワシントンで、17州はこうした縛りがない。異なる候補に投票する「不誠実な選挙人」が現れる可能性がある。2016年は、結果に影響を与えなかったものの史上最多の7人に上った。

 ―トランプ氏が逆転する可能性は。

 一般投票の結果バイデン氏が確保する見通しとなった選挙人は306人で、トランプ氏の232人を大きく上回っており、結果を覆す規模の「不誠実な選挙人」が現れることは考えにくい。来年1月6日に連邦議会で行われる集計で当選が正式に確定する。この段階で各州の集計に異議を申し立てることは可能だが、上下両院の過半数の賛成が必要で、結果を覆せる可能性はほぼない。(ワシントン時事)

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