病床逼迫、医療崩壊に現実味 ICU空きゼロ地域も 米加州

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病床逼迫、医療崩壊に現実味 ICU空きゼロ地域も 米加州

 最大都市ロサンゼルスを含む州南部では17日、集中治療室(ICU)の空床率が0%に落ち込んだ。医療現場の疲弊も指摘されており、医療体制の崩壊が現実味を帯びている。

 カリフォルニア州は今月、ICUの空床率が15%を下回った地域に対し、住民に不急の活動を控えるよう命じる「自宅待機令」を発動すると発表した。州全体では既に3%まで低下しており、人口の98%に相当する3900万人以上が命令の対象になっている。

 医療従事者も足りない。ロサンゼルス・タイムズ紙によると、地元の医療従事者は「私たちが疲弊しているという事実だけで、恐らく地域住民が受けられる医療のレベルが脅かされる」と語った。

 州は看護師1人が担当できるICU患者の人数制限を2人から3人に緩和した。また、各地で大規模展示場などの空き施設にベッドを設置し、一般患者を受け入れられるようにするなど、瀬戸際で医療崩壊を防ぐ努力が続く。

 14日時点で州の過去1週間の1日平均の死者数は163人となり、感謝祭休暇を挟んだ1カ月間で4倍に跳ね上がった。17日公表の1日の死者数は過去最悪の379人に達した。

 ニューサム州知事は15日の会見で、遺体安置用の大型冷蔵庫60基と納体袋5000個を新たに用意し、各地に配備したことを明らかにした。「人を怖がらせたくはないが、われわれはまだワクチンが行き渡るまでの道のりのゴールにたどり着いていない」と強調した。 

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