韓国が21日にも新たな慰安婦賠償判決を下すことが分かった。原告は慰安婦や遺族ら20人で、被告は1月と変わらず日本政府となる。裁判所も前回と同じくソウル中央地裁だ。ここ最近の文在寅は支持率上昇に躍起になっているから、ソウル地裁も遠慮なく強硬な判決を出すことができるだろう。
日本に賠償請求の慰安婦被害者訴訟 21日に判決=韓国
4/18(日) 12:55配信 聯合ニュース
【ソウル聯合ニュース】韓国・ソウル中央地裁で21日に旧日本軍の慰安婦被害者や遺族20人が日本政府を相手取り損害賠償を求めた訴訟の判決公判が開かれる。
裁判では、国家は外国の裁判権に服さないとされる国際法上の「主権免除」の原則が適用されるかが争点だった。これまで日本政府は主権免除を主張し訴訟に応じなかった。
原告側は、重大な人権侵害は主権免除の適用外だとの立場を主張している。裁判所が原告側の主張を受け入れれば、慰安婦被害者が日本政府を相手取り起こした訴訟で勝訴した2件目のケースとなる。
同訴訟とは別に、被害者12人が日本政府に損害賠償を求めた訴訟の判決公判が1月に開かれ、ソウル中央地裁は「日本の不法行為に主権免除は適用できない」として原告1人当たり1億ウォン(約970万円)の賠償支払いを日本政府に命じた。
ただ、今回の訴訟で同様の判決が下されるかについては不透明だ。原則として裁判ごとに独立して判断することになっているため、違う結論が出ることもあり得る。
日米会談直後のタイミング…米国は座視しないだろう
この件についてはワオコリアも報道していた。この20人の訴訟が提起されたのは、慰安婦合意からちょうど1年後の2016年12月だという。それから4年以上の時を経てようやく賠償判決が下ることになるようだ。文在寅政権が一向に慰安婦合意を破棄しようとしないことから、慰安婦自ら動く場面が増えたと言える。人生の最後まで日本を憎しみながら過ごすというのは、ある意味韓国人にとっては理想の往生なのかもしれない。
慰安婦被害者による第2の損害賠償訴訟、今週1審判決出る見通し=韓国
4/18(日) 7:26配信 WoW!Korea
日本軍による慰安婦被害者が日本政府を相手に起こした第2の損害賠償訴訟の1審の判決が出る。損害賠償訴訟が提起されてから約4年4か月ぶりのことだ。
18日、法曹界によると、ソウル中央地裁は21日に慰安婦被害者と遺族20人が日本を相手に起こした損害賠償訴訟の判決を下す予定だ。
故クァク・イェナムさん、キム・ボクドンさん、キル・ウォンオクさん、イ・ヨンスさんら慰安婦被害者と遺族20人は、韓日合意1周年を迎えた2016年12月、日本政府に損害賠償訴訟を提起した。
これに先立ち、今年1月、裁判所は同じ趣旨で、他の慰安婦被害者12人が日本を相手に起こした損害賠償訴訟で「原告に1当たり1億ウォン(約970万円)を支給せよ」と、原告勝訴の判決した。
当時、ソウル中央地裁は日本政府の反人道的犯罪に国家免除を適用することは難しいとして、日本の賠償責任を認めた。
2度目の訴訟でも、裁判部が日本の国家免除を認めず、原告の請求を受け入れるかどうか注目される。
今回の判決は、当初1月13日に下される予定だったが、裁判部が追加審理が必要だという理由で釈明権を行使し、判決期日が延ばされた。
この判決で日本政府が有罪になるのは自ずと分かるが、日米首脳会談の後であり米韓首脳会談の前なだけにバイデン政権も座視しないだろう。今後は関係改善の責任を米国が韓国に押し付けるとワオコリアが勝手に思い込んでいたが、それにはこういった背景があったからかもしれない。トランプ時代には韓国がもっと米軍費用を負担しろという金銭面での圧力をかけていたが、バイデン時代では慰安婦問題での関係改善という政治面での圧力に変わったことに注目している。