米下院の軍事委員会で国防権限法が議決されたが、その中で在韓米軍の人数を28,500人未満に縮小するために”予算を使ってはいけない”という条項が削除されたことが分かった。国益に沿うと見なされれば、いつでも在韓米軍撤収の選択肢を取り得るということだ。
米国、「在韓米軍の必要性を強調」法案議決
米国下院の軍事委員会で、在韓米軍の必要性を強調した国防権限法(NDAA)が2日(現地時間)、議決された。軍事委は1日午前から16時間以上にわたる「マラソン審議」の末、2日未明、賛成57票、反対2票で新会計年度の国防権限法案を処理した。
過去3年間は、「在韓米軍を2万8500人未満に縮小するために、予算を使用できないように明示した条項」が含まれていたが、今回議決された法案ではこの条項が削除された。
軍事委は代わりに「韓国は米国の非常に重要な同盟国」とし、「在韓米軍を駐留させることは、北朝鮮の軍事的侵略に対する強力な抑止と、インド・太平洋地域の安保関与のために、重要な支援プラットホームの役割を果たす」という内容を入れた。
特に「約2万8500人の在韓米軍を駐留させることは、朝鮮半島の情勢を安定させるための力であるだけでなく、周辺の同盟国に対する(安全保障)の確信を提供する役割を果たす」と強調した。また「米国は韓国、日本など周辺の同盟国と2国間関係を維持・強化しなければならず、米国と同盟国に対する攻撃抑止のために、在韓米軍を駐留させなければならない」と明示した。
在韓米軍の縮小に関連した内容が削除されたのは、トランプ米元大統領と違い、同盟を重視するバイデン大統領が在韓米軍を縮小したり撤退させることはないという意味に受け取れる。これに関連して、米国下院のアダム・スミス軍事委員長は先月31日、「在韓米軍を縮小するための法的拘束力を持つ条項が、新国防権限法案の草案に含まれなかった理由は、バイデン大統領が在韓米軍を性急に撤退させることはないことを示している」と明らかにした。米議会も、韓国側に「バイデン政府では必要ない条項」とし、在韓米軍の縮小とは関連が無いことを説明したという。
学びがある! 2
分かりやすい! 5
新しい視点! 1
むしろ在韓米軍撤退が近付いたと考えるべき
バイデン大統領は、アメリカ軍を残す派なんですね・・・。そうですよね?
いや、これはむしろ在韓米軍撤退が近付いたと考えるべきだ。トランプ時代にはあった28,500人未満削除禁止の項目が削られたからだ。今後は在韓米軍撤退に議会の予算を使ってもよくなる。
あれ?確かに!じゃあ、ワオコリアの記事はおかしいのでは?
金銭的な制限を取り払って、その代わりに”べき論”のみで条項を埋めたというのは米国の本音のように思えるね。重要かどうかはさておき、同盟国というのは事実だし北朝鮮に対する抑止力となるのも事実だ。関係の維持や強化も原則論にすぎない。
確かに、当たり前の事しか書いてない気がしますね・・・。もし有事になったら、いつでも撤収できるのでは?
そういうこと。当然在韓米軍撤退を少しでも匂わす文言は入れられないが、代わりにこっそり物理的な制約を取り払って不可能を可能にした。この細かな変更はものすごく大きいと思うよ。
バイデンは韓国を重視するふりをして足枷を外させた
ネットユーザーの反応です!
・アメリカ国内の法案が議決されただけで、今の在韓米軍がどう動くかは情勢次第です
・今の所は撤収はないという感じですね。でも状況が変われば急変します
・カーター大統領の時代から延々と言われてました。将来的には、撤収すると思います
・アメリカ軍が撤退した後、パニックになって韓国の人達が日本に押し寄せるのが最悪です
・足かせになる条項を削除したと、どうして思えないんですか?
トランプだといつ撤退を持ち出すか分からないから足枷をはめたが、バイデンは韓国を重視する(ふりをする)からその条項は必要ない…ということだね。この辺りは巧妙な騙し合いのように思える。
希望ばかり話してると、逆に現実化できなくなる事もあるんですね・・・。思考だけにしないといけないです。
ナポレオンヒルの”思考は現実化する”だっけか。願望は現実化しないってことだな。韓国の事例を引き合いに出すと勉強になるね。
韓国の皆さん、ムン大統領に従いましょう!ムン大統領の脱日構想実現に、協力して下さい!お願いします!
日本は関係ない!併合おめでとう!韓国さようなら!