黒井今日開催される予定だった中国武漢のマラソン大会が急遽延期された。コロナ感染再拡大で中国全土に影響が出つつあるからだ。北京五輪まであと数カ月もない中で、寒くなってくる中での感染拡大はあまりにも痛手だ。
武漢マラソン急きょ延期 コロナ感染再拡大懸念で
10/24(日) 18:22配信 AFP=時事
【AFP=時事】中国・武漢(Wuhan)で24日に開催予定だった武漢マラソン(Wuhan Marathon)が、新型コロナウイルスを理由に急きょ延期された。北京冬季五輪の開幕まで100日余りとなる中、国内では感染再拡大への懸念が高まっている。
中国ではこのところ新規感染者の確認が相次ぎ、感染者ゼロを目指す当局の厳格な方針が正念場を迎えている。24日も、26人の国内新規感染者が確認された。
当局は、住民への大規模検査と局地的なロックダウン(都市封鎖)で感染封じ込めを急いでいる。
こうした中、武漢マラソンの主催者は、「感染拡大のリスクを回避するため」開催を延期すると直前になって発表した。
新型コロナウイルスが2019年末に世界で初めて確認された武漢でのマラソン大会には、2万6000人が参加を予定していた。【翻訳編集】 AFPBB News
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北京市でも感染拡大始まる…つまり北京五輪の危機
黒井北京五輪が開催の危機に見舞われる象徴として、北京市でも感染者4人が見つかり一斉検査が始まった。シルクロードの観光客から感染が広がったとのことで、シルクロードの一帯一路構想に冷や水をかけるような展開でもある。本大会まであと4カ月もない。
中国・北京市、コロナ感染者4人確認で3万5000人検査へ
10/23(土) 15:13配信 AFP=時事
【AFP=時事】中国・北京市は、北西部の昌平(Changping)区で22日に新型コロナウイルスの新規感染者が4人確認されたことを受け、3万5000人に検査を実施する。中国では新たな感染拡大によって各地で学校閉鎖や航空便の運休が相次いでいる。
中国はこれまで、入国管理を厳格化し、長期の隔離期間を設け、局地的なロックダウン(都市封鎖)を実施するなど、「ゼロコロナ」戦略を維持してきた。
それでも複数の省と地域で数十人の新規感染者が確認されたことを受けて、感染拡大を防ぐため多数の航空便を運休し、観光地や学校を閉鎖。新規感染者が確認された集合住宅の住民には自宅待機を命じるなどの措置を取っている。
今回の感染源は、グループで国内旅行をしていた年配の夫婦とみられている。2人は上海から陝西(Shaanxi)省西安(Xi’an)、甘粛(Gansu)省、内モンゴル自治区(Inner Mongolia Autonomous Region)に飛行機で移動。それに伴い、内モンゴル自治区や北京を含む少なくとも五つの省と地域で、濃厚接触者数十人の感染が確認された。
北京市の昌平区は濃厚接触者の追跡調査と新型コロナ対策を強化しており、国営メディアによると3万5000人を対象に検査を実施する。
国家衛生健康委員会(NHC)の22日の発表によると、中国本土での新規市中感染例は20日に13人、21日に28人確認された。【翻訳編集】 AFPBB News
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黒井北京五輪は既に東京五輪と同じく観客なしの実施が決まった。つまり現段階で既に東京五輪未満の大会になることが確定している。中国は日本と異なりゼロコロナを維持していただけに、この決定はかなり痛手だ。ゼロコロナでは本大会中も会場で感染者が出れば封鎖対象になってしまう。北京五輪はコロナで中止になるかもしれない。