中国から韓国に輸出された尿素水の総額は1億2,000万ドルにすぎないというが、それで韓国の全産業が止まるような危機が発生してしまった。要するに中国の輸出産業にとって痛くもかゆくもないわけだ。今後米中対立が激化すれば、他の素材でも同じような規制をかけられるんじゃないかと朝鮮日報が危惧している。
韓国輸入品目の0.03％、尿素水品薄に全産業が動揺…他の原材料に飛び火する可能性も
11/11(木) 9:18配信 朝鮮日報日本語版
韓国が今年1－9月に中国から輸入した尿素は車両・産業用を合計して1億2000万ドル（約137億円）相当だ。同じ期間の韓国の輸入全体に占める割合は0.03％にすぎない。これほど割合が低い品目のせいで物流、建設、化学を含む産業全体が深刻な危機に直面したことは、中国に過度に依存した結果だと指摘されている。
これについて、韓国政府高官は10日、「今後は収益性だけでなく、安全保障面も考慮し、政府全体で資金支援を通じ、必需産業を育成し、輸入先の多角化も推進する」と述べた。しかし、産業界からは「典型的な手遅れの処方だ。中国への依存度が行き過ぎた状況で米中対立が激化すれば、中国は資源を武器化して、第2、第3の尿素水騒動を起こしかねない」との声が出ている。
■「尿素水騒動は政策の失敗」
尿素は軽油を使う車と生産現場に必要だが、付加価値が低いため、韓国国内では2011年から生産が中断された。中国産に比べ、価格競争力が劣るからだ。ロシア、サウジアラビア、インドネシアも尿素を輸出しているが、韓国企業は地理的に近い中国からの輸入にほぼ全量を依存してきた。化学メーカー関係者は「尿素は重量が重く、物流負担が大きい。物流費用を節約しようとして、輸入先を多角化できなかった」と振り返った。延世大の金正湜（キム・ジョンシク）教授は「尿素のような品目は政府レベルで直接輸入先を多角化する産業戦略を整え、補助金や輸入量制限を通じ、国内に尿素生産施設を残すべきだった。災難支援金に数十兆ウォンを使う政府が1000億ウォン余りの規模の尿素問題を放置してきたことは理解し難い」と述べた。
それだけではない。韓国の輸入品1万2586品目のうち特定国家への依存比率が80％以上なのが3941品目あり、うち中国が半分に迫る1850品目に上る。韓国の中核産業は実際に相当部分を中国産の原材料に依存している。半導体ウエハーの原料となるケイ素は中国から98.6％を輸入している。電気自動車用の二次電池の重要素材である陰極材料、陽極材料の製造に使われる天然黒鉛、酸化・水酸化リチウムも中国からの輸入が80％を超える。こうした素材は中国が供給をストップした瞬間、韓国国内の工場も操業を中断しなければならなくなる可能性が高い。バッテリー業界は「中国は輸出を完全に中断しなくても、生産量を調節する方法で価格を統制することはいくらでもできる」と指摘する。ある財界関係者は「中国から素材を持ち込み、半製品を作って中国に輸出し、最終製品を生産する構造が定着している。それだけにチリ、オーストラリア、ベトナムなどに原材料の輸入先を多角化できなかった」と話した。
■行き過ぎた中国依存…経済安全保障面でも問題
米中貿易戦争でこれまでの世界的なサプライチェーンが崩壊すれば、こうした状況は今後頻発する可能性が高い。中国に対する過剰な依存のツケが続々と回ってきている。太陽光電池セルは韓国国内の生産設備が十分にあるが、中国に輸入の相当部分を依存した結果、価格急騰で打撃を受けた。世界的な物流混乱と中国の電力不足が重なり、中国製の価格は7－9月だけで10％以上上昇した。太陽電池業界関係者は「中国製の太陽電池を輸入してモジュール化する韓国メーカーは大打撃を受けた。価格が割高だという理由で国産品を無視した代価だ」と話した。
消費財、食品分野も同様だ。おむつの材料である不織布、製パン原料のベーキングソーダ（炭酸水素ナトリウム）も中国当局が輸出規制に乗り出し、価格が急騰している。ニンジン（86.6％）、大豆（98.3％）、小豆（95.7％）も中国産の割合が高い。財界関係者は「特定国への輸入依存度が高すぎるのは経済安全保障面でもかなり危険なのは事実だ。政府はそうした問題に対応策を全く準備してこなかった」と指摘した。
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中国がいないと韓国は生きていけない
ワトソン君韓国は、中国依存度が高過ぎますよね・・・。やっぱり、中国の一部として生きていくのがいいと思います。
黒井そうとしか解釈できないよな。中国からの輸入額は全体の0.03%だと強がってはいるけど、逆に言えば中国にとっても取るに足らない少額の輸出なわけだ。それで韓国経済の息の根を止められると分かった。
ワトソン君中国が風邪をひくと、韓国がくしゃみをするんでしたっけ？
黒井逆逆ｗｗ 中国が咳をすると韓国がICUに行くレベルだと思う。中国は他にも韓国に戦略物資を多く輸出しているが、それらのうちどれを規制しても似たような騒ぎが起こるわけだ。韓国はとにかく素材を一切自国で生産しないからな。
ワトソン君日本の輸出管理強化は、いい勉強の機会でしたよね・・・。ムン大統領の脱日構想を進める、最後のチャンスでした。
黒井文在寅も結局パッパラ状態で外交にしか興味ないだろ。少し前に残量が少ない特殊注射器がどうのと言って愛国心を発揮していたが、ああいうのは時間の無駄でしかなかったよな。肝心な物が全然生産できてなかった。
本当に中国から輸入されるかどうかは不透明
黒井ちなみに近日中に中国から尿素が供給されると韓国政府は言っているようだが、いつものように盛ってるだけかもしれない。
中国で足止めの尿素１万８０００トン供給へ、年末まで当座の危機回避
11/11(木) 7:14配信 中央日報日本語版
中国の通関で足止めされていた尿素の仮契約分１万８７００トンが近く輸入される。韓国政府が現場点検を通じて追加で確認した国内の尿素水の在庫５３０万リットルは１２日から供給される。
１０日企画財政部の李億遠（イ・オクウォン）第１次官が主宰した尿素水需給関連汎官庁合同対応会議でこうした議論がなされた。尿素と尿素水が緊急需給調節物資に指定され政府が直接「海外供給源発掘→契約締結→国内搬入」に乗り出す。昨年新型コロナウイルス大乱時にマスクを対象にしたのと同じ措置だ。
外交部はこの日午前、中国が韓国と仮契約した尿素１万８７００トンを輸出する手続きに入ると明らかにした。このうち車両用は１万３００トンだ。Ｎ社の産業用尿素２７００トンが船積みされこの日午前に中国・青島港を出発した。Ｌ社の車両用尿素３００トンも１８日ごろ中国を出港する。ベトナムで確保した尿素５０００トンは来月初めに韓国に到着する。
洪楠基（ホン・ナムギ）副首相兼企画財政部長官はこの日の国会予算決算特別委員会全体会議で「１年に車両用尿素水８万トン程度が必要だが（中国から持ってくる）２万トン程度あれば相当部分困難を解消できそうだ」と説明した。
韓国政府は国内３１９社を合同調査し、２９９社が保有する車両用尿素水１５６１万リットル、産業・工業用尿素水７４９万リットルも確認した。今回の中国から輸入予定量にオーストラリアとベトナムなどからの輸入量、国内在庫、軍部隊予備分を合わせて約２カ月間使用できる車両用尿素水を確保したと韓国政府は明らかにした。
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ワトソン君意外と韓国の在庫が多かったんですね！どうして今まで混乱してたんですか？
黒井価格が上がる一方だから、備蓄を渋って使用制限をしてたのかもな。国内の企業が韓国政府に非協力的という一面も浮き彫りになりそうだ。まあとにかく普通の国では起こり得ないトラブルが韓国では平気で起こる時点で終わってるよな。日本にとってはどうでもいい話だ。
ワトソン君日本から個人輸入した人は、処罰してほしいです！
ワトソン君韓国の皆さん、経済がダメになってもいいんです。キム委員長が養ってくれるからです！みんなで千年王国を築いて、豊かになりましょう！
黒井日本は関係ない！併合おめでとう！韓国さようなら！
