中国の国家統計局が15日に各種統計を発表したが、住宅販売に関しては10月は前年同月比で-24%と激減してしまったという。新築住宅価格についても前月比で0.25%低下していて、これは9月の数年ぶりの落ち込みに続く最悪の状態だそうだ。中国経済はもはや完全に詰みかかっている。
中国の住宅市場低迷が鮮明に－価格や販売は一段と落ち込み
11/15(月) 10:52配信 Bloomberg
（ブルームバーグ）： 中国の住宅市場は10月にさらなる不振に陥った。価格や販売、不動産投資の減少幅が拡大しており、当局に対する市場安定化圧力が強まっている。
国家統計局が15日発表した統計によれば、主要70都市の新築住宅価格（政府支援住宅除く）は10月に前月比0.25％低下。９月は同0.08％低下と、2015年４月以来の下落となっていた。
ブルームバーグが当局のデータに基づいて計算したところ、住宅販売は前年同月比24％減と、昨年以来の大きな落ち込み。この時期は例年なら繁忙期のはずで、不動産開発各社にとっては打撃となる。
中国の新築住宅価格が下落、2015年４月以来－不動産低迷鮮明に
今回の指標を受け、不動産低迷で中国経済が腰折れする恐れもある中で、規制当局が同業界のレバレッジに対する締め付けの緩和を検討するとの観測が強まる可能性がある。中国恒大集団の資金繰り危機は同業にも広がっており、オフショアのドル建てジャンク（投資不適格）債の発行体を中心に、債務の借り換えに苦慮している。
ピンポイント・アセット・マネジメントの張智威チーフエコノミストは15日のリポートで、「不動産セクターの減速は向こう数四半期のマクロ見通しにとって主要なリスクだ」と指摘した。
原題：China Home Market Woes Deepen as Prices, Sales Fall Further (1)（抜粋）
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リーマンショックよりも酷い未来が待っている
ワトソン君中国経済は、ドンドンダメになってますね・・・。このままだと、不動産も暴落するのでは？
黒井遠からずおかしなことになるだろうね。既に成長は頭打ちで曲がり角、後はどれだけ下落スピードを緩和させて軟着陸できるかというレベルだ。だが中国は今のところハードランディング路線しかないように見える。
ワトソン君ソフトランディングするには、どうすればいいんですか？
黒井恒大の部分的なデフォルトを認めて政府が全力で救済することかな。リーマンショックの時はそうやって乗り切った。だが今回はコロナパンデミックで既に世界中が金融緩和している中で、中国も緩和したり緊縮に戻したりとあれこれ迷っているからな。
ワトソン君確かに・・・。じゃあ、リーマンショックよりも酷くなりそうですね。
黒井恒大以外のすべての不動産セクターを合わせたら負債は100兆円を余裕で超えるよな。人類史上最悪の負債総額によるデフォルトが待っていると考えるべきだ。もはや恒大1社だけの問題ではない。
大手ネットサイトのトップにならない時こそやばい
黒井この件はロイターでも報道されているが、なぜかコメントがほとんどつかない。大手ネットサイトのニュース選定チームが意図的にこの類の話題を避けているからかもな。
中国10月新築住宅価格、前月比で15年3月以来初の落ち込み
11/15(月) 11:25配信 ロイター
［北京 １５日 ロイター］ – 中国国家統計局が１５日発表したデータに基づきロイターが算出した１０月の主要７０都市の新築住宅平均価格は、前月比０．２％下落した。２０１５年２月以降で最大の落ち込みとなった。全国的な需要低迷や当局の投機抑制策に圧迫された。
前月比で下落したのは１５年３月以来。９月は横ばいだったが、一部アナリストは独自に算出した新築住宅価格がわずかに下落したと指摘していた。
前年比では３．４％上昇と、伸び率は９月の３．８％上昇から鈍化し、１月以来の低い伸びとなった。
中国の不動産市況は５月以降、顕著に鈍化した。不動産開発大手の流動性問題などを巡る動揺が背景にある。
国家統計局のデータに基づきロイターが算出した新築住宅着工は１０月に３３．１４％急減。９月の１３．５４％より大幅な落ち込みだった。不動産開発業者の事業投資額は５．４％減と、前月の３．５％よりマイナス幅が大きかった。
中原地産（センタライン）のチーフアナリスト、張大偉氏は「不動産政策の底が見えてきたが、市場はなお下方の調整を続けている」と分析。「政策の緩和が今後進む見通しで、市場は徐々に安定化する見込みだ」と述べた。
１０月の新規住宅ローンは前月比で４０％急増し、３４８１億元（５４５億５０００万ドル）となった。ただ、１─９月の平均は７％しか上回っていない。
中国銀行保険監督管理委員会（銀保監会）は９月に、銀行は低価格住宅を求める「実需」に対応し、住宅購入者に金融支援を行うべきと表明。投機目的でなく正当な購入者を罰するような柔軟性に欠けるルールを避け、住宅ローンと頭金の要件を差別化するよう求めた。
中国の銀行は最近、一部都市で住宅ローンの実行を加速している。資金に窮していた開発業者は販売が完遂できるとして胸をなでおろしているが、新規ローンは急増しているわけではない。
１０月に新築住宅価格が前月から上昇したのは７０都市中わずか１３都市で、９月の２７都市を下回り、１５年３月以来の少なさだった。
ロイターの算出によると、住宅販売額は前年比２２．６５％減の１兆２４００億ドル。４カ月連続の減少で、今年の最低水準を付けた。
中古住宅市場では、７０都市のうち６４都市で価格が下落。
中古価格はほぼ全都市で年初から下落している。ハイテク集積地の深センでは６カ月連続の下落となった。
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ワトソン君そうみたいですね・・・。中国の1番大事な話題なのに、全然広めないんですね。
黒井そういう時こそ本当にやばいことが起きていると分かるよな。中国はリーマンショック型のニュースになることを何よりも恐れているが、そうでなくても中国経済が確実に蝕まれていることになる。日本や米国の事例から何も学べないどころかさらに悪化させてしまうわけだ。
ワトソン君中国の皆さん、光の戦士の習さんが経済を破壊して、意地悪クラブを一掃します！みんなで千年王国を築いて、豊かになりましょう！
黒井日本には関係ない！どうでもいい！中国さようなら！
