放火されたと思われる駅の中
東京・文京区の東京大学のキャンパスで高校生ら3人が切り付けられた事件で、逮捕された17歳の少年が事件前、東大近くの駅で火を放ったことをほのめかしているという。
警視庁によると、午前8時30分すぎ、東京大学近くの交番に70代の男性が「刺された」と訴え出た。東京大学の敷地内でこの男性を含む3人が刃物で切り付けられていて、警視庁は17歳の少年を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕した。現場には包丁が落ちていた。
切り付けられたうち70代の男性はきょうから始まる共通テストの試験関係者とみられ、緊急手術が行われている。ほかの2人は受験生の男子高校生と女子高校生で、3人とも背中を切られたという。
逮捕された少年が受験生なのかは確認できていない。少年は3人を刺したことを認めていて、事件前、東大近くの駅で火を放ったこともほのめかしているという。(ANNニュース)
【記事更新】※警視庁は東大の敷地内としていた発生場所を「東大前の路上」と訂正。