中国現地情報に詳しいネットユーザーから凄まじい情報が寄せられた。天津で新規感染者数が80人に急増したが、それを受けて全企業の工場稼働を完全に停止させることになった。すべての従業員は2週間で9回の検査を受け、9回とも陰性だと確認された場合にのみ出勤ができるという。2月初旬まで工場を稼働できなくなったわけだ。
中国の新規感染、20年3月以来最多に
1/17(月) 15:58配信 AFP=時事
【AFP=時事】北京冬季五輪の開幕が3週間後に迫る中国で17日、新型コロナウイルスの新規感染者が223人確認され、2020年3月以来、最多を記録した。
感染拡大が続く天津(Tianjin)で新たに80人の感染者が見つかったほか、製造業の中心地、広東(Guangdong)省では感染力の強い変異株「オミクロン株」の感染者を含む9人の感染が確認された。
北京にはすでに五輪出場選手や関係者が到着しつつあり、そのまま地元住民との接触を一切断った厳格な「バブル」に入っている。
ただ、北京市内で先週末にオミクロン株感染者1人が確認されたことから、当局は市外からの入境規制を強化。市内に入るには事前の検査で陰性が証明されていることに加え、入市後に追加で検査を受けることが必要となった。
市当局はまた、市民に春節(Lunar New Year、旧正月)の休暇中に市外へ移動しないよう強く求めている。
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空気感染オミクロンにゼロコロナで立ち向かう無謀さ
黒井よりにもよって五輪直前の時期に感染爆発の、それもオミクロン爆発のピークが来るとは実に残念だ。中国は無症状を感染者としてカウントせず濃厚接触者も追わないような手法を取りながらゼロコロナを標榜していたが、それが今こうなるということは症状ありの感染者が次々と見つかってるんだろう。
黒井オミクロン型は軽症で済むからみんな感染してパンデミックが終わる…と言われているが、中国については別だ。空気感染するほど強い感染力なのにゼロコロナを標榜して、全く効果のない都市封鎖地獄に突入することになってしまった。これまでの2年間なまじ成功を収めてきただけに、今更方針転換は難しいものと思われる。