
大学入試共通テストを終え、試験会場を後にする受験生(16日午後3時、東京都文京区の東京大学で)=富永健太郎撮影
15、16日に実施された大学入学共通テストで、「日本史B」が、前身の大学入試センター試験を含め、過去最低点を下回ったことが21日、大学入試センターの発表でわかった。
19日の中間集計で過去最低は「数学I・A」など計6科目だったが、集計が進み、21日時点で「日本史B」をあわせ計7科目となった。多くの科目で、さらに平均点が下がり「数学I・A」は中間の40・25点から37・96点へと下がった。
公民など3教科で、科目間の平均点に20点以上の差が開いた場合に検討される得点調整は行われない。