韓国光州の崩落マンションだが、地下の基礎部分のコンクリートが剥がれ落ちて酷いことになっているようだ。1月15日の記事だがあまり広まっていない話だ。この写真で見る限り建物の全面的な解体と再施工が必要だが、未だにクレーンの撤去作業でまごついているようだ。
崩壊した韓国新築マンション工事現場の作業員「昨年は地下階の手抜き工事疑惑」
1/15(土) 9:39配信 ハンギョレ新聞
専門家「非常に危険で信じられない水準」 現代産業開発「構造全体には大きな影響ない」
先日の崩壊事故で6人の労働者が行方不明になった光州西区(クァンジュ・ソグ)の花亭(ファジョン)アイパークマンション新築工事について、地下階の壁面と柱の複数カ所でコンクリートがはがれ落ち、鉄筋がむき出しになるなど、工事の初期から手抜き工事だったという疑惑が提起された。
14日に本紙が入手した昨年の花亭アイパーク新築工事の内部の写真を見ると、事故が起きた建物である201棟の地下は、壁にコンクリートが満たされておらずスカスカになっていたり、建物を支える柱からコンクリートがはがれ落ちて根元がむき出しになったりしている。この写真は昨年上半期に花亭アイパーク新築工事に参加した作業員が201棟の地下を撮影したもので、先日崩壊した上層部(23~38階)だけでなく、基礎段階の地下階の工事ですでに問題があった可能性が提起される。
写真を撮影した作業員は手抜き工事の実態を発見し、それを伝えるために資料を周囲に提供したという。花亭アイパークの近所の自営業パク・テジュさん(58)は「工事に参加していた作業員たちが、『手抜き工事が深刻なところなので、入居したら大変なことになる。周りの人が入居すると言ったら止めろ』と言っていたほど」と語った。パクさんは「昨年9月に、地下階の工事の手抜きが深刻なので、このまま放置してはいけないと西区役所に口頭で申し立てたが、措置は取られなかった」と主張した。
専門家は、撮影された通りなら「手抜き工事」だと診断した。光州大学建築工学科のソン・チャンヨン教授は「コンクリートが満たされていないが、これだと人間の骨粗しょう症のように建物内部の骨組みが力を支える構造体の役割をまともに果たしていない。非常に危険な状態」と述べた。ソン教授は「全体的に施工の品質そのものも低すぎる」とし「最近はこうした建設現場はないのだが、信じられない水準」と付け加えた。大韓民国産業現場教授団のチェ・ミョンギ教授も「コンクリートは鉄筋にくっついていなければならないのに、くっついていないのは問題」とし「小規模住宅もこうは建てない。完全に手抜き工事だ」と述べた。
花亭アイパークは昨年3月に地下階の補強工事を指示したという。専門家は、手抜き工事を行った施工会社と、これを事前に点検すべき管理監督団はいずれも手抜き工事の責任を免れないと指摘した。チェ教授は「施工会社の管理監督がほとんど行われていないように見える。地下階を作業したのと同じ方式で地上階も工事したとすれば、全体的に危険」と述べた。ソン教授は「工事の品質確保のために入居者が金を払って管理監督を任せているのに、管理監督がまともに行われていなかったと見るべきだ」と述べた。
現代産業開発の関係者は「地上と地下を同時に施工するトップダウン工法を用いるため、地下には一部に空き部分が発生する。この部分は地下構造物に適用する強度より1.5倍高い強度のコンクリートで措置する。補強を続けるため、全体の構造に大きな影響はない」と述べた。しかし専門家は「工法の特性を考慮しても平均値以下で、工事の品質が低いため、適法に補強が行われたかどうかを明確に究明すべきだろう」と指摘した。
これについて、花亭アイパーク工事管理監督団の関係者は西区役所に対し「管理監督団で手抜き工事により補強工事を指示したかどうかは覚えていない。書類を調べなければならないと思う」と語った。西区役所は「関連写真なしで『地下階の工事が手抜きだ』という口頭での苦情があった。以後の四半期点検時には問題なかった」と釈明した。
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韓国人自身が欠陥工事を認識できていない
黒井タワークレーンの撤去作業が予定より遅延しているが、その理由がよく分からない。この程度の撤去作業も速やかにできない建築技術でタワーマンションをバンバン建てまくってたのが信じられない。韓国のすべての建築物は似たような欠陥だらけでいつでも崩落する恐れがあると言える。
一時揺れた…韓国の崩壊事故マンション、タワークレーン解体が遅延
1/22(土) 7:09配信 ハンギョレ新聞
クレーンを水平にする際に建物に8センチの亀裂 3時間の安定化で1.6センチに復帰…作業再開
崩壊事故が発生した光州(クァンジュ)の花亭アイパークマンション201棟新築工事現場に、傾いたままぶら下がっていた高さ145メートルのタワークレーンの解体作業が遅れている。
光州市災害安全対策本部は21日午後5時にブリーフィングを行い、「本日完了する予定だったタワークレーンの解体作業を明日まで続ける」と発表した。対策本部は、この日午後6時の完了を目標に朝8時から解体作業を行っていたところ、上を向いていたクレーンを水平にする過程で、建物の擁壁に亀裂が発生していることを確認した。
タワークレーン解体作業を行っている施工会社の現代産業開発(現産)のミン・ソンウ安全経営室長は「午前中に一時、クレーン近くの擁壁に80ミリの変異が発生した。3時間にわたり安定化作業を進め、16ミリの変異に戻ることを確認し、作業を再開した」と説明した。
現産はこの日午後1時からタワークレーン上段にあるコンクリート製のカウンターウエイト(7個、27トン)の撤去作業を開始し、午後5時までに5個を撤去した。残り2個とクレーンは、この日夜7時30分までに撤去する予定だ。現産は22日の午前中に操縦室とタワー部分の上部をすべて撤去し、タワークレーンの解体作業を終える計画だ。201棟のタワークレーンは、今回の事故によりタワーと建物をつなぐ支柱が3本破損して建物の方に1.2度傾き、さらなる崩壊の恐れがあった。
対策本部は、タワークレーンの解体作業が完了し次第、建物上層部の捜索を開始する方針だ。
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黒井何より韓国人自身がこうした欠陥を欠陥と認識してない点に大いに問題がある。さも当然の過程かのように記事を書いているが、明らかに異常だ。ハンギョレ記事の写真は全部で6枚あるが、どれも大手企業の施工とは思えない杜撰な欠陥だらけだ。地下だからバレなければいいと思ってるんだろうが、悪事は必ず明るみになる。