
大阪府警察本部
自宅マンションのガス管を勝手に接続したとして、大阪府警豊中南署は26日、豊中市の塗装工の男(36)をガス事業法違反容疑で書類送検した。男は「風呂に入るためにガス代を払うのが惜しかった」などと容疑を認めているという。
発表によると、男は2011年のマンション入居時から大阪ガスと契約せず、同社がガスメーターを撤去し、管を閉栓。ところが男は同法で義務付けられたガス事業者の承諾を得ずに開栓。昨年12月、自分で別の管をつないでガスを使っていた疑い。
同署は、男が入居時から似た手口で管をつなぎ、ガス代計約65万円の支払いを逃れたとみている。同社に見つからないよう、夜間などガス使用時だけ管を接続していたという。