次々と出てくるな。中国不動産開発企業が資金難に陥っていることから、今では用地取得の救世主としてLGFV（地方融資平台）なる地方政府の資金調達事業体が名乗りを上げているようだ。ただし既に負債は8.4ドルまで膨れ上がっていて、日本円にして960兆円となる。バブル崩壊の際にはこの負債爆弾も弾け飛ぶだろう。
中国不動産開発企業、資金難で用地取得困難－ＬＧＦＶが救世主に浮上
1/26(水) 10:35配信 Bloomberg
（ブルームバーグ）： 中国の山東省日照市が最近実施した土地入札は、何の変哲もない手続きのように見受けられた。応札は４件に上り、価格は１億7000万ドル（約190億円）相当と開始価格を11％上回った。
だが、すぐに興味深い構図が判明した。入札に応じたのは日照市政府の資金調達事業体、地方融資平台（ＬＧＦＶ）だと報じられたのだ。つまり、入札対象となった土地の売り手も買い手も日照市だということだ。
中国国内ではＬＧＦＶが資金繰り難の不動産開発企業に代わり、用地購入の最大手に浮上しており、簿外で資金を調達するＬＧＦＶの債務返済能力を巡る懸念が再燃している。ＬＧＦＶの債務は積み上がっており、８兆4000億ドルを超えるとの推計もある。
コンサルティング会社の中指研究院によれば、昨年11－12月に土地入札を行った21の大都市のうち９都市で、区画の半分以上がＬＧＦＶによって取得された。
こうした動きは土地売却の低迷に歯止めをかけ、地方政府にとって不可欠な収入をもたらす効果が期待できる一方、一連の土地購入はＬＧＦＶのリスクを深刻化させる恐れがある。
ＨＳＢＣ晋信平穏増利債券基金の傅煜清ポートフォリオマネジャーは「土地購入は普通ならＬＧＦＶの借り入れ増やレバレッジ拡大につながるだろう」と指摘。「後になってこれらを減らしていくのは簡単ではない」と話す。
日照市のＬＧＦＶが先月の入札で応札を複数行っていたと報じたのは澎湃新聞だった。同ＬＧＦＶはコメントを控えた。日照市の土地担当部署にも電話したが、応答がなかった。
原題：Shadowy China Firms Spend Billions on Land Shunned by Developers（抜粋）
学びがある！ 3
分かりやすい！ 2
新しい視点！ 3
負債を別の組織に付け回しただけ
ワトソン君これは、どういう記事ですか？ちょっと難しいです・・・。
黒井中国の地方政府にLGFVなる資金調達事業体があって、そこが8兆ドルあまりの負債を抱えていることが分かれば十分だ。救世主とか言ってるけど、負債を別の組織に付け回し始めたに過ぎない。
ワトソン君確かに！8兆ドルって、結構大きな金額なのでは？
黒井日本円にして960兆円、すなわち1,000兆円弱だ。恒大の負債33兆円とは比較にならない大きな金額の爆弾が不動産バブルで炸裂する可能性がある。地方政府の用地取得を担っている救世主が吹き飛んだら、中国経済は一体どうなると思う？
ワトソン君怖過ぎますね・・・。その時が、ホントの終わりですね。
黒井というか売り手も買い手も同じ地方政府というのがまかり通るのがおかしいよな。このLGFVに金を貸してるのがどこの外資金融機関かだよな。ドル建てなわけだから。
どこの外資に飛び火するのか興味津々
ワトソン君ネットユーザーの反応です！
・ここまでやると公金の融通というより、公金の私物化です
・役人のつけを払わされるのは国民です
・株取引で暴落しないように、買い支えるって事ですか？
黒井私物化は私物化だが、ドル建ての借入という部分に注目すべきだよな。中国の銀行がドルで資金を融資することはないから、どこかの外資が絡んでる。記事に出てくるHSBCかもしれないし、頻繁にやらかすクレディスイスかもしれない。日本の金融機関は関わってないものと思いたい。
ワトソン君ホントですね！中国の意地悪クラブに加担する人がいるのが、いけないんだと思います。
ワトソン君中国の皆さん、世界に迷惑をかけたら領土で支払ってもらいます！さようなら！
黒井日本には関係ない！どうでもいい！中国さようなら！
