いよいよロシアが動くか。経済的に追い詰められ三重苦となっている状況で、今ほど侵攻を始めそうなタイミングもない。ベラルーシで軍事演習を実施し、いつでも出動できる態勢を整えているものと思われる。米国政府が緊急国外退避を全国民に向けて勧告したのだ。
米、自国民にウクライナ即時退避勧告 「ロシア軍事行動の脅威高まる」
2/11(金) 7:35配信 ロイター
[ワシントン 10日 ロイター] – 米国務省は10日、ウクライナに対する「ロシアの軍事行動の脅威が高まっている」とし、ウクライナに駐在する米国人に対し直ちに退避するよう勧告した。また、ウクライナへの渡航を中止するよう勧告した。
バイデン米大統領もNBCニュースのインタビューで「米国人は直ちに退避すべきだ」と発言。ロシアが侵攻した場合、退避する米国人の救助のためウクライナに米軍を派遣する考えはないとした。
また「われわれは世界有数の規模の軍を相手にしている」とし、「事態は極めて急速に展開する可能性がある」との見方を示した。
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ロシアは何を口実に侵攻しようとしているのか
黒井この件に先立ちフランスのマクロン大統領がロシアを訪問しプーチンに最後の説得を試みたが、それが物別れに終わった可能性がある。米国は自国民保護のために米軍をウクライナに送ることはないとしているが、オーサーによればロシアはウクライナ東部の自称共和国民に対し”自国民の保護”を理由として侵攻を始める可能性があるようだ。
黒井ウクライナはNATO加盟国ではないことから、表向き米国が軍事支援をするわけにはいかない。ウクライナのNATO加盟こそがレッドラインだとロシアは再三警告してきた。経済制裁を恐れるロシアも戦争はしたくないし、当面は緊張状態が続くにとどまるんじゃないかという意見が一見正しそうに見える。