「苦労せずに簡単に金稼げた」大学生の男再逮捕


「苦労せずに簡単に金稼げた」大学生の男再逮捕

移送されるモチヅキ容疑者(1月、名古屋・千種警察署)

 電子計算機使用詐欺などの疑いで再逮捕されたのは、三重県四日市市の大学生で、ブラジル国籍のパシェコ・ビクトール・モチヅキ容疑者(21)です。

 警察によりますと、モチヅキ容疑者は他の人物と共謀し、2020年12月から2021年5月にかけ、40代から60代の男女3人に対してショートメールを送り付けて個人情報を入手、インターネットバンキングの口座に不正アクセスして現金1200万円あまりを別の口座に送金するなど騙し取った疑いがもたれています。

 警察の調べに対してモチヅキ容疑者は容疑を認め、「苦労せずに簡単に金を稼ぐことができたので、やめられなかった」と供述しています。

 モチヅキ容疑者は、同様の手口で別の男性からおよそ680万円を騙し取った疑いで先月に逮捕され、2月17日付で処分保留で釈放されていました。

 モチヅキ容疑者は、得た現金をビットコインなどの暗号資産に変えていたとみられ、逮捕当時、およそ1億4000万円の暗号資産を保有していたということです。

 警察は、海外に共犯者がいるとみて全容の解明を進めています。



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