
殺人容疑で逮捕された上田綾乃容疑者の自宅=20日、神奈川県大和市
神奈川県大和市の自宅で2019年、7歳だった次男を窒息死させたとして殺人の疑いで逮捕された母親の自称看護助手上田綾乃容疑者(42)が、次男が搬送される際「ぜんそくの持病がある」と説明したことが21日、捜査関係者への取材で分かった。
近隣住民には「朝起きたら死んでいた」と話したといい、県警は事件の発覚を回避する意図があったとみて詳しく調べる。
捜査関係者によると、上田容疑者は事件当時、自宅アパートで次男の雄大君と2人だけだった。雄大君の死後、近隣住民には「起きたら、息をしていなかった」と話し、「原因が分からないと病院で言われた」と語ることもあったという。