片山さつき氏 二階派からの退会勧告に「人権侵害」 背景に夏の参院選

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片山さつき氏 二階派からの退会勧告に「人権侵害」 背景に夏の参院選

二階派からの退会勧告問題で取材に応じた片山さつき参院議員

 派閥に所属したまま会合に連続して欠席したといった行動を問題視したとみられる二階派の21日の通知に対し、片山氏は昨年12月24日に会長の二階俊博元幹事長と会い「年内で退会したい」と伝えたと主張。慰留はなく、その時点で退会が成立したと受け止めたという。

 「“離れたい”と言っている人の後ろから石を投げている。名誉毀損(きそん)で人権侵害だ」と事実上の除名処分とした二階派の対応を批判した。

 一方、二階氏はこの日、記者団から片山氏の会見に関して問われ「聞いていない」と吐き捨てるように語った。同派幹部4人は連名で「全くの事実無根だ」と否定するコメントを出し、泥仕合の様相となった。

 降って湧いたようなお家騒動。一体何があったのか。自民党関係者は「今夏の参院選が影響している」とみる。

 改選を迎える片山氏は昨年7月、比例代表で公認された。選挙準備を進める中、同12月22日、二階氏の側近だった河村建夫元官房長官の長男・建一氏が2次公認候補として比例代表に選ばれた。片山氏が二階氏と会ったのはその2日後。党選対関係者は「幹事長の座を失った二階氏の影響力は限られる。派閥の支援が建一氏に向くことで、自身への支援を見込めないという焦燥感があったのではないか」と指摘した。

 今後は最大派閥の安倍派入りを狙っているとの見方もある片山氏。その思惑について「参院東京選挙区で去就が注目されている安倍派の中川雅治元環境相の“後釜”を狙っているのではともいわれている」(自民党関係者)。しかし、永田町関係者は「安倍派には入会希望者が多数いるが、増えすぎて他派閥に警戒されないよう見送っている。片山さんが入れる保証は何もない」と語った。

 3月13日の党大会までに他派閥への所属など今後の対応を明らかにする考えを示した片山氏。新たな所属先が見つかるのか注目される。

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