フジテレビ
ロシア出身のタレントでコラムニストの小原ブラスが２５日、コメンテーターを務めるフジテレビ系「めざまし８（エイト）」（月～金曜・午前８時）に生出演した。
番組では、ロシアによるウクライナ侵攻を特集した。今回の事態についてＭＣの谷原章介から「ロシアのご出身ですけど、このニュース見ていかが思われますか？」と聞かれた小原は「ロシア側の意見というよりも、日本で育って日本に住むロシア人としてのまず考えなんですけれども」と切り出し「正直、怒りを通り越して悲しいですね。これは確実にプーチンは越えてはいけない一線を僕は越えたと思っています。私たち国外に住むロシア人がどれだけ国際的に友好関係を築くことをどれだけ頑張ってきたか、それを本当に今からロシアの人はどんな目で見られるの？って思うんですよ。これは国外に住むロシア人に対しても裏切り行為だと思います」と憤慨した。
続けて「あとはウクライナがこうやって攻撃されている様子を見ていると、僕が昔、ロシアの方に住んでいたころの街の様子とかとすごく似ているんですよ。なのでこれを見ているだけで僕はちょっと食事ものどを通らないですね。本当にこれは、例えば死者の数だとか報道されるんだけれども、それは数でも統計でも何でもなくて人の命なんですね。一度亡くなったら戻ることのない命なんですよ。僕はこれは反対していきたいなと思います」と声を詰まらせて自らの思いを訴えていた。
この小原の発言にＳＮＳ上では「本当にラスの発言が切実だった」「ブラス頑張ってるんだから、泣かさないでよプーチン」「小原ブラスさんのコメントに胸が締め付けられる」「小原ブラスさんのコメントで胸が痛い 平和ってことがどれだけ幸せなことか」「小原ブラスさんのつらそうなコメントに泣きそうになった」など多数の共感するコメントが書き込まれている。
報知新聞社
