(写真:読売新聞)
山梨県の陸上自衛隊北富士駐屯地は10日、後輩隊員を暴行して傷害を負わせたなどとして、第1特科隊の男性3等陸曹(34)を停職4か月の懲戒処分にしたと発表した。
発表によると、3等陸曹は2020年9月、業務中に後輩を指導していた際、報告の遅れなどに腹を立て、頭部付近を4回平手打ちした。昨年1月には別の後輩の顔面を踏みつけるなどし、全治1週間の傷害を負わせた。昨年6月、部隊に報告が寄せられて発覚した。また、知りながら上司への報告を怠ったとして、男性陸曹長(53)を減給1か月、幹部自衛官の男性(30歳代)を戒告の懲戒処分とした。