【速報】ロシア国債さらに格下げ 「依然デフォルトのリスク」

ロシア国債の利払いがドルで履行されたという。3月16日分のドルは何とか拠出できたようだが、今後も利払いが履行されないリスクなどを踏まえ米S&Pが格下げを実施した。CCはCの1つ上で、Cの下は最下位のDでデフォルト判定だ。

ロシアを「CC」に格下げ、支払い履行されないリスク-S&P
3/18(金) 8:33配信 Bloomberg

(ブルームバーグ): S&Pグローバル・レーティングは17日、ロシアの長期外貨建ておよび自国通貨建てソブリン格付けを1段階引き下げ「CC」とした。これはデフォルト(債務不履行)相当を2段階上回る水準。

S&Pは発表資料で、ロシア債は支払いが履行されないリスクに対し「非常に脆弱(ぜいじゃく)」だと指摘。国際的な制裁に関連する技術的な問題で、16日が期日だったドル建て国債の利払いを投資家が受けられなかったと、同社としては理解していると説明した。

S&Pはさらに、「投資家が資金にアクセスできない場合、あるいは契約条件で規定された通貨では支払われず、投資家が代替の支払いに応じていないと判断する場合、われわれはそれをデフォルトと見なし得る」とした。

ロシアが利払いを行わない場合、30日間の猶予期間に入る。同国が外貨建て債でデフォルトに陥れば、約100年ぶりとなる。

ただ、ロシア政府がドル建て債利払いのためにあらかじめ用意していた資金を米銀JPモルガン・チェースが処理し、シティグループに送金したと伝えられたことが、一部の債券投資家に安堵(あんど)感をもたらした。

JPモルガンがロシア債利払いを処理、シティに送金-関係者 (1)

S&Pはロシアの格付けを「クレジットウオッチ・ネガティブ」に据え置いた。「ロシア政府が契約条件に従った債務支払いを行わず、猶予期間内にそうした支払いが行われないとわれわれが判断した場合」、外貨建て発行体格付けを「選択的デフォルト(SD)」に引き下げる可能性があるとした。

原題:Russia’s Debt at Risk of Nonpayment, S&P Says in New Rating Cut、Russia Downgraded to CC by S&P, Still May Be Cut Further (1)(抜粋)

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https://news.yahoo.co.jp/articles/6956bab592d216eefa1b9bc1e0b8a7a513391ad3

デフォルト回避でも経済は既に崩壊一直線


黒井ロシアは当初ルーブルでの利払いをしようとしたが、結局凍結されているドルで支払うことを決めた。利払いができなかった場合は凍結を解除しなかった方が悪い、よってデフォルトではないという論法のようだ。今回はひとまずそれで乗り切ったが、格付けも下がり苦しいことに変わりはない。

黒井今後ロシアに投資する物好きはいなくなるし、独裁者プトラーが消えるまで外資は絶対に戻らないし、外貨建て国債を発行する形で資金を集めることもできない。経済が根元から崩壊することになる。ウクライナを制圧できたとしても、それと引き換えに数十年以上もの極貧生活を国民に強いることになるのだ。