
ニューデリーで、首脳会談前に言葉を交わす岸田首相とモディ首相(19日)=小峰翔撮影
【ニューデリー=森藤千恵】岸田首相は19日夜(日本時間20日未明)、インドのモディ首相との会談で「ロシアによる(ウクライナへの)侵略は、アジアを含む国際社会の秩序の根幹を揺るがす暴挙だ」と訴え、モディ氏にロシアのプーチン大統領への働きかけを求めたことを明らかにした。
会談後、訪問先のインド・ニューデリーのホテルで記者団の質問に答えた。岸田首相は会談で、日米欧などによる厳しい対露制裁を説明した上で、「国際社会が一致して毅然(きぜん)と対応することが必要だ」と述べ、ロシアと友好関係を維持するインドに対露圧力での連携を求めた。
同行筋によると、両氏は少人数で行われた約1時間10分にわたる会談の大半をウクライナ問題にあてたという。さらに約1時間20分かけて通訳のみを同席させる形で夕食をとった。岸田首相は記者団に「ウクライナ情勢で一歩踏み込んだ連携を確認できた」と手応えを語った。