格付け自体がなくなるというのはあまり聞いたことがないが、信用情報の扱いの考えからすると記録なし＝デフォルト未満となるように思える。つまりロシアは今後未来永劫資金調達をすることができないし、国際経済への復帰も不可能になると言われたようなものだ。
Ｓ＆Ｐグローバル、ロシア企業の格付け取りやめ
3/22(火) 7:32配信 ロイター
［２１日 ロイター］ – Ｓ＆Ｐグローバル・レーティングは２１日、全てのロシア企業の格付けを４月１５日までに取りやめると発表した。
親会社のＳ＆Ｐグローバルは数週間前、ロシアのウクライナ軍事侵攻で欧米諸国が科した経済制裁でロシアから資金が流出する中、同国での商業活動を停止していると発表した。
ムーディーズとフィッチもロシアで商業活動を停止している。
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信用情報が未来永劫ゼロとなる異常事態
ワトソン君格付けをやめるって、どういう意味ですか？
黒井俺もやや面食らったが、S&Pやムーディーズなど米国系の格付け企業がロシア制裁の一環としてロシア事業をやめると。それで格付けもなくなる。
ワトソン君デフォルトとは、何が違いますか？
黒井デフォルトも回数とか頻度とか、金額の大きさとかで格付けの判断に影響するはずだ。あとデフォルト状態を脱して財務状態が回復すれば格付けも戻るとかね。ところが格付け自体がなくなれば回復自体が不可能になると。
ワトソン君じゃあ、デフォルトより酷い状態なんですね・・・。ロシアは、もうダメです。
黒井信用情報の扱いで考えれば、情報がゼロというのはデフォルト未満だね。自己破産しても10年経てば事故情報が消えて再びクレジットカードが作れるが、信用情報が永遠にゼロならばそれさえも叶わない。今回のはそういう話だと解釈してる。
ロシア連邦が解体されるまで格付けは復活しない
ワトソン君ネットユーザーの反応です！
・当然だと思います。会社としての体を成してなくて、格付けするに値しません
・取り止めは素晴らしいと思います
・国際法を守らない以上、国としての扱いも不要です
・ロシア関連はジャンク落ちです
黒井ジャンク未満だよ。ツイッターでも軽く探ってみたが、格付け取りやめの意味がいまいち伝わってない感じだった。外資は二度と戻ってこないだろうと言ってる人はいたけど。
ワトソン君じゃあ、ロシアが負けて敗戦国になるまで、経済はボロボロですね・・・。
黒井ロシア連邦ではなく、新たにバラバラに解体されて独立した後の国に個別に格付けがつく感じだろう。そのレベルの話だと思う。当然そうあってしかるべきだと思ってる。
ワトソン君ロシアの皆さん、このままだと敗戦国になります！領土割譲です！さようなら！
