12月29日、31歳のお誕生日を迎えられた佳子さまは、天皇陛下と愛子さまにご挨拶のため午前11時頃に皇居へご到着されました。鮮やかなブルーの装いで、車の窓を開け、沿道に集まった人々に笑顔で手を振られるお姿が印象的でした。
宮内庁がお誕生日に際して公表した文書では、佳子さまのお気持ちが次のように綴られています。「内親王殿下は、これまでと同様に、誰もが安心して暮らせる社会になることを、誰もがより幅広い選択肢を持てる社会になることを、そしてこれらがあたりまえの社会になることを願っておられ、ご活動の際にも、この思いを胸に取り組まれています。この1年のご活動や日々の生活を通して、より良い社会のために力を注いでおられる方々に、同じ社会に生きる一人として、心からの敬意と感謝の気持ちを持っていらっしゃると伺っています。」
多忙な一年を振り返る:国内・海外でのご活動
続く文章では、佳子さまのこの1年のご活動が月ごとに振り返られ、9枚のお写真と映像も公開されました。そこには、よく晴れた日に赤坂御用地を散策される佳子さまのお姿が収められています。茶色のシャツとスカートに白いセーターをお召しになり、御髪も下ろされたナチュラルな雰囲気でした。宮内庁によると、撮影は12月上旬とのことです。
赤坂御用地で散策される佳子さま(宮内庁提供、2025年12月5日撮影)
皇室ジャーナリストは「公開されたお写真9枚のうち5枚は、鮮やかなサザンカを背景に撮影されていました。なかには花びらが散った“ピンク色の絨毯”の上に、佳子さまがしゃがんで微笑まれるお姿も。昨年のお誕生日写真で真っ赤なコートをお召しになっていた時よりも、全体に華やかさが増した印象です。あらかじめ背景を決めた上で、お写真が映えるようなお召し物を選ばれたのかもしれません」と述べています。
公開されたお写真の中には、佳子さまが「チェキ」と思われる水色のインスタントカメラで風景を撮影されるご様子もありました。映像では、ご自身でサザンカに近づいて撮影されるお姿も見られ、フィルムを手にされた佳子さまは嬉しそうなご表情を浮かべていらっしゃいました。前出の皇室ジャーナリストは、「9枚のうち残り4枚は、佳子さまがインスタントカメラを手に持たれているお写真でした。インスタントカメラといえば、2020年10月に29歳の誕生日を迎えた姉・眞子さんの写真にも登場していましたね。佳子さまが眞子さんと並んで“自撮り”されるご様子は、貴重な“姉妹ショット”として注目を浴びました」と振り返ります。
国民からの温かい声と高まる存在感
佳子さまの近影はX(旧Twitter)でも大きな話題となり、お誕生日を祝福する声やお写真を絶賛する声が続々と寄せられています。「おめでとうございます 忙しいと思うけど、頑張ってほしい」「佳子殿下、誕生日おめでとうございます これからもご活躍を応援しております」「大和撫子過ぎる」「アイドル級の可愛さやな」「佳子さま 本当に優しい雰囲気で 素敵な方ですよね 見ていて安心します」といったコメントが見られます。
皇室ジャーナリストはさらに、「佳子さまはこの1年、かなり多忙な日々を送られてきました。6月のブラジル訪問だけでなく、石川や岐阜、静岡、広島、鳥取など数多くの地方にも足をお運びになりました。8月には大阪・関西万博を日帰りで視察されましたが、お疲れのご様子を見せることもなく始終笑顔で過ごされていました。そうした佳子さまのご活動は多くのメディアでも取り上げられ、広く国民に知れ渡ったことでしょう。ご公務に励まれる佳子さまを支持する声も年々増えており、これからのご活躍にますます期待が寄せられています」と語っています。
成年皇族としてその存在感を高められている佳子さま。その輝きは、この先も増していくことでしょう。





