モスクワに8年住む廣瀬功さん 4月11日取材
ロシア・モスクワで日本食レストランや美容室など経営する日本人実業家・廣瀬功さんはロシアに住んで8年になります。現在の生活で何か困っていることはあるのか、モスクワ市民はどのように話しているのか、4月11日にリモートで話を聞きました。
【映像】ロシアから撤退したはずの店が開いている!?赤の広場やスーパーの様子は
パブもナイトクラブも全て通常通り
(モスクワに8年住む廣瀬功さん 4月11日取材)
「(現在の街の雰囲気は?)雰囲気は今はかなり落ち着いているイメージですね。バラエティー番組もやっていますし、映画館もやっていますし、パブもナイトクラブもイベントも全て通常通り行われていますね」
廣瀬功さんのYouTubeより
4月10日に廣瀬さんが撮影した「赤の広場」の様子。多くの人でにぎわい、観光客らしき人の姿もあります。
廣瀬功さんのYouTubeより
【廣瀬功さんのYouTubeより】
「人が増えていますね。外国人らしき人たちも来ています」
MBSニュース
近くのデパートも通常通りの営業です。
廣瀬功さんのYouTubeより
しかし、よく見ると休業している店舗もあります。
廣瀬功さんのYouTubeより
【廣瀬功さんのYouTubeより】
「グッチですが、閉まっていますね。技術的な問題の為に閉まっていると書いていますね」
しかし市民は、いくつかの店舗の閉店などは気にすることなく、ショッピングを楽しんでいます。
ロシア国民は“経済危機”に慣れている?
廣瀬功さんのYouTubeより
4月6日に撮影された別のショッピングセンターでは、店内には肉や野菜、酒類などが並び、食料品が不足している様子はありません。
廣瀬功さんのYouTubeより
【廣瀬功さんのYouTubeより】
「小麦ですね、こちらは83ルーブル(約125円)。塩そして砂糖ですね、まだ在庫が下にありますけれど、やたら砂糖が売れていると」
廣瀬功さんのYouTubeより
(モスクワに8年住む廣瀬功さん 4月11日取材)
「(Q品不足は?)私自身、品不足というのを感じたことはないです。最近砂糖が棚から少なくなっているのを実際に見たことはありますけれども、砂糖が買えないとかいったことには直面はしていないです。(Q物価の上昇は?)最初の2週間の間に国内の製品でしたら10~20%、平均で15%ぐらい上がったという感触ですけれども、そこからは特に変わっていないですね」