山口県警本部
迷子になった幼稚園児を保護したとして、山口県警山口南署は防府高2年の男子生徒(16)(山口市)に感謝状を贈った。
男子生徒は3月16日午後10時頃、部活動を終えて帰宅途中、山口市小郡令和のKDDI維新ホール付近に一人でいる男児を見つけた。迷子の可能性を疑い、「お父さんかお母さん、近くにいるの」と声をかけた。男児が泣き出したため、スマートフォンの動画を見せてあやしながら、署に通報。男児はその後、家に戻った。
署によると、男児は近所に住んでおり、ちょっとしたすきに外に出たという。
署で5日に贈呈式があり、吉積俊次署長から感謝状を受け取った男子生徒は「人助けがいいことだと改めて実感した」と話した。