(写真:読売新聞)
山口県宇部市の女子フットサルチームを運営する法人の代表からパワーハラスメントを受け、うつ病を発症したとして、チームの女性マネジャー(23)が19日、法人と法人代表を相手取り、慰謝料など約500万円の損害賠償を求めて山口地裁に提訴した。
訴状によると、女性は昨年2月、女子フットサルチーム「ミネルバ宇部」のマネジャー兼トレーナーとして採用された。直後から法人代表の女性から「自分は休みが少ないとか、ほざくな」などの叱責(しっせき)を繰り返し受け、7月に休職、その後うつ病と診断されたと主張。休職中も、代表は選手らに女性と接触しないよう指示していたとしている。
女性側は「(代表は)事実を認めて責任を取ってほしい」と話した。一方、代表側は「訴状が届くまでコメントは差し控える」とした。