小学教諭、教室で同僚女性に性的暴行しようと負傷させる…「いつか傷つけようと思っていた」

埼玉県警本部

　勤務先の小学校内で女性職員に性的暴行を加えようとしたとして、埼玉県教育委員会は２８日、県東部の学校の男性教諭（３９）を懲戒免職処分にしたと発表した。教諭は強制性交致傷容疑で逮捕、起訴されている。

　発表によると、教諭は３月２５日午後、教室で女性職員の顔を殴ったり首を絞めたりして乱暴しようとし、打撲などのけがを負わせたという。当時、校内に児童はいなかった。女性は交番に駆け込み、教諭は翌２６日に逮捕された。県教委の調査には、「うまくコミュニケーションをとれずストレスを抱えていた。いつか傷つけようと思っていた」などと話しているという。

　高田直芳・県教育長は「絶対に許されない行為であり、非常に重く受け止めている」とのコメントを出した。