「犬の保護に成功」「こんな劣悪な環境で」ドーベルマン窃盗容疑の3人 動物保護が“暴走” 飼い主攻撃も


「犬の保護に成功」「こんな劣悪な環境で」ドーベルマン窃盗容疑の3人 動物保護が“暴走” 飼い主攻撃も

FNNプライムオンライン

【画像】動物保護が”暴走”か。ドーベルマン逃走騒ぎは窃盗事件に(画像13枚)

わずか3週間足らずで、2回も飼い犬が逃げ出すのか。その後、ドーベルマンは見つからず。逃走騒ぎも忘れ去られていた今月19日、男女3人が逮捕された。飼い主宅に侵入した「住居侵入」と、ドーベルマンを盗み出した「窃盗」の疑いだった。”2回目”の逃走騒ぎは、まさかの“窃盗事件”だったのだ。

逮捕されたのはドーベルマン”発見”のボランティア

千葉県警は、ドーベルマンを捜索するとともに、窃盗容疑でも捜査を進めていた。なぜなら、犬の檻に取り付けられていたワイヤが外されていたからだ。周辺の聞き込みや防犯カメラの解析などを進めた結果、まもなく岡島容疑者らの関与が浮上したという。逮捕後、盗まれた2匹は無事保護されている。

そもそも岡島容疑者は、先月、ドーベルマンが逃げ出した際、捜索に参加し、4匹を発見した“お手柄”ボランティアだった。その後、ドーベルマンは、飼い主のもとに戻り、逃走騒ぎは一件落着。それなのに、なぜ、窃盗事件は起きたのか。

1回目の逃走騒ぎの後「犬を譲って欲しい」

その時、岡島容疑者は、自らのTwitterに、男性宅で飼われていたドーベルマンの画像を掲載。合わせて「こんな劣悪な環境で犬を飼ってはいけない」などと投稿していた。他にも「オス犬の引き上げ保護に成功しました!まだまだ残っている子もいますが、時間がかかっても順々に保護していけるように頑張ります」とのコメントも書き込んでいた。

男性は、もともとドーベルマンの親子5匹を飼っていた。”1回目”の逃走騒ぎの後、岡島容疑者に子犬1匹を、他の人に父親と子犬1匹をそれぞれ譲渡。男性のもとには、ドーベルマンの母子2匹が残っていたが、高橋容疑者とみられる女から、頻繁に「残りの2匹も引き取りたい」と連絡があったという。



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