夏休みこそ「外国人少ない」穴場へ!物価高でも楽しめる国内旅行先

いよいよ夏休みシーズン到来です。物価高や円安が続く今、海外旅行は敷居が高くなり、人気の国内観光地は外国人観光客で大変混み合っています。こうした状況で、混雑を避けつつ、費用対効果の高い旅を楽しみたい方のために、本稿では「外国人観光客が比較的少ない穴場」に焦点を当てた国内旅行先をご紹介します。

夏休み、人気の観光地を避ける理由と穴場選びの基準

JTBが発表した2025年夏休み(7月15日〜8月31日)の人気方面ランキングでは、国内旅行の1位は沖縄、2位は北海道・道南、3位は関西でした。これらの地域は人気が高く、特に大型連休期間中は混雑が予想されます。本稿では、これらの人気の行き先は避け、以下の基準で旅行先を厳選しました。

  • 外国人観光客が比較的少ない
  • コストパフォーマンスが良い
  • 7月〜8月がベストシーズンである

これらの基準を踏まえ、目的別に夏休みにおすすめの国内穴場旅行先をご紹介します。

夏休みに訪れたい、外国人観光客が少ない静かな国内旅行地の風景夏休みに訪れたい、外国人観光客が少ない静かな国内旅行地の風景

夏におすすめ!外国人観光客がまだ少ない穴場旅行先【その1:礼文島(北海道)】

トップバッターは北海道の礼文島です。外国人観光客が多い北海道ながら、札幌から遠い宗谷エリアは比較的少ない地域です。特に夏場は平均気温が21度前後と涼しく、避暑地として最適です。

この島は、本州では高山でしか見られない高山植物が低地でも見られる「花の浮島」として有名です。特に7〜8月は、固有種であるレブンウスユキソウをはじめ、レブンイワレンゲやチシマリンドウなど多様な花々が咲き乱れるベストシーズンを迎えます。

花の名所を巡るトレッキングツアーが人気で、初心者向けから上級者向けまでコースが充実しています。体力に自信がない方や手軽に楽しみたい方には、礼文町高山植物園がおすすめです。

夏の道北エリアは、花畑が美しいサロベツ原野や、ウニ・コンブが旬を迎える利尻島など、礼文島以外にも魅力的なスポットが多いです。稚内からフェリーで約2時間とアクセスは決して容易ではありませんが、絶景など、特別な価値があります。

礼文島は、夏の涼しい気候と固有の高山植物が最大の魅力です。アクセスは容易ではありませんが、人気の観光地とは違う静けさと絶景は、混雑を避けたい夏休みの旅行先として特別な価値を提供するでしょう。

Source: https://news.yahoo.co.jp/articles/e519afa850e60223fb75008121505151912165d7