菅義偉官房長官は19日午前の記者会見で、新潟県で震度6強を観測した地震の人的被害について重傷が1人、軽傷が25人に上ったと明らかにした。菅氏は「引き続き強い揺れを伴う余震が発生する可能性があり、揺れが大きかった地域の皆さんは自治体の避難情報などに注意して行動してほしい」と呼びかけた。
菅氏によると新潟、山形両県の最大9千戸で起きた停電はすべて復旧した。小さな津波は観測されたものの、家屋の倒壊や火災の情報ななく、ガス漏れなども起きていないという。菅氏は今後の対応について「官邸が司令塔となって関係省庁が一体となって対応に万全を期す」と強調した。