審議1回…枝野氏が阻む改憲議論 自民は参院選で争点化の構え

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経済政策記者発表に臨む立憲民主党・枝野幸男代表(手前)=20日午後、国会内(春名中撮影)
経済政策記者発表に臨む立憲民主党・枝野幸男代表(手前)=20日午後、国会内(春名中撮影)

 今国会での憲法改正議論は、衆院の憲法審査会で1度実質的な審議が行われただけで、具体的な成果に乏しいまま26日の会期末を迎えようとしている。議論が進まないのは、憲法審の与野党の責任者が日程協議で歩み寄っても、立憲民主党の枝野幸男代表がストップをかけたからだ。自民党内には、夏の参院選で議論を阻む野党第一党の姿勢を争点化する動きがある。(田中一世)

 今国会では5月9日、衆院憲法審で約1年半ぶりに実質的な審議が行われたが、憲法改正の是非を問う国民投票の際のCM規制のあり方に関し、日本民間放送連盟(民放連)幹部の参考人質疑を実施したにすぎない。自民党の独自改憲案などを議論する「自由討議」は開かれず、参院では憲法審そのものが一度も開かれていない。

 与党は21日、参院で26日までに自由討議を行うよう野党に提案したが、見通しは暗い。

 与党側は5月9日以降の衆院憲法審で、棚ざらしになっている国民投票法改正案の質疑と採決を行う考えだった。改正案は昨年6月に提出され3国会目を迎えたが、立憲民主党は今国会も最後まで質疑や採決を認めなかった。

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