ドイツのハーベック経済相(写真)は29日、欧州連合(EU)欧州委員会のフォンデアライエン委員長とのパネルディスカッションで、ロシアがドイツへのガス供給を再開しないという「厳しい現実」に直面していると述べた。26日撮影(2022年 ロイター/Annegret Hilse)
[ベルリン 29日 ロイター] – ドイツのハーベック経済相は29日、欧州連合(EU)欧州委員会のフォンデアライエン委員長とのパネルディスカッションで、ロシアがドイツへのガス供給を再開しないという「厳しい現実」に直面していると述べた。
ロシア国営ガスプロムは今月19日、欧州に天然ガスを送る主要パイプライン「ノルドストリーム1」について、圧縮機の点検のため8月31日から9月2日までガス供給を停止すると発表した。
ノルドストリーム1の稼働率はすでに20%に低下している。
ハーベック氏の発言が、ガス供給の一時停止が永久的なものになることを懸念しているのか、単に全量のガス供給が再開されないという意味なのかは現時点で不明。