元NATO軍最高司令官が訴える“ウクライナを勝たせるための武器”とは?ウクライナ戦争の武器事情【報道1930】

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元NATO軍最高司令官が訴える“ウクライナを勝たせるための武器”とは?ウクライナ戦争の武器事情【報道1930】

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ロシアの劣勢が日々報道される、一方で戦況は東部でも南部でも膠着状態が続いていると聞く。ウクライナがこの戦争に勝つためには、果たして何が必要なのか、議論した。

■「ロシアの本当の狙いは戦争を冬まで持たせること。エネルギーを武器にするためだ」

元駐ウクライナ アメリカ大使 ジョン・ハーブスト氏
「バイデン政権の政策は大規模な支援という点では妥当ですが、兵器システムの質と提供するスピードが伴っていない。バイデン政権はロシアによる“核のエスカレーション”を恐れている。プーチンは核のブラフでアメリカが重要な利益を守れないようにしている。結局バイデン政権は臆病で正しい決断ができないでいる…」

元NATO欧連合軍最高司令官 フィリップ・ブリードラブ氏
「ロシアが実際に核兵器を使うとは思わない。プーチン氏は何度も核使用を宣言してきたが、それは西側諸国の指導者を抑え、怖がらせるためだ。
(中略)アメリカはもっと積極的に優れた軍事システムを提供すべきだ。NATO軍が参戦していたら使ったであろう重要な兵器は、殆どまだ提供していない。その1つが空軍力だ。3月キーウ北部で何千台ものロシアの軍事車両が泥にはまって停滞していたが、空軍力があればすべて破壊できたでしょう。(中略)それから防空能力と対地攻撃能力も必要です。地上部隊に大砲、誘導砲弾、長距離砲を供給する必要があります」

海での戦いについては経験が乏しいウクライナに、短期間で海軍を作り上げることは不可能なので、艦隊よりもミサイルを提供した。限定的なミサイルだけを提供してきたが。ロシアの巡洋艦『モスクワ』を撃沈するなど効果は大きかった。長距離精密ミサイルを提供できたら、どれほどの効果が出ただろうか想像してほしいと語った。
そして彼は言う、「今提供しないとプーチンの罠にハマる」と。 

元NATO欧連合軍最高司令官 フィリップ・ブリードラブ氏
「ロシアは苦戦している。それをわかっているので“戦争の長期化”という言葉で西側を怖がらせている。ロシアの本当の狙いは戦争を冬まで持たせること。エネルギーを武器にするためだ」

現時点で既にロシアの天然ガス、石油は西側にとっては“武器”になっている。これがヨーロッパの厳しい冬になれば脅威となるだろう。
だから早期に強力な武器をウクライナに提供して、膠着状態からウクライナ優勢に持っていき有利な立場で和平に持ち込みたい。そのために必要な武器が具体的に挙げられた。

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