政治団体「減税日本」代表の河村たかし名古屋市長は24日、夏の参院選愛知選挙区(改選数4)に日本維新の会と合同で擁立したフリーアナウンサーの新人、岬麻紀氏(50)について、愛知県選挙管理委員会への届け出を当初の「減税」から「維新」に変更すると明らかにした。減税は法律上、政党ではないため、「諸派」として扱われるのを避けるのが理由という。
維新代表の松井一郎大阪市長は23日、遊説先の名古屋市で岬氏の届け出政党に関し「国政政党でないと政見放送ができず、不利になる。届け出は維新だが、(減税と)対等だ」と記者団に述べていた。
河村氏は24日、名古屋市役所で「諸派で出ると非常にまずい。減税日本でいきたいけど、しようがない」と記者団に語った。