ロックダウンで休業補償なし。まさに地獄。
休業補償なしで次々と店が消えていった上海の過酷なコロナ対策【洞察☆中国】
10/9(日) 11:02配信 時事通信
中国最大の経済都市、上海市。常住人口は約2500万人、活気あふれる国際都市として、世界中に知られている。現代風の高層ビルが林立しながら、古い歴史を持つスポットも多い。上海の西にある旧租界の地域には、おしゃれなカフェや雑貨店が多く点在している。
実は、日本ではあまり知られていないが、上海にはコーヒーショップが7000軒以上あり、世界主要都市の中でトップ。観光スポットでもある「新天地」や「田子坊」などには、個性的なショップやレストランが軒を連ねていて、コロナ前までは、夜中2時ごろでも人が押し寄せる混雑ぶりだった。
◆有名店の倒産や撤退
ところが、最近、こうしたショップやレストラン、カフェに大きな異変が起きた。これまで昼夜を問わず、人でにぎわっていた店の多くでも、閉店の結末を迎えている。
はっきりした統計はないが、SNSでは毎日のように有名店の倒産や撤退のニュースが出回っている。大人気店の閉店にファンの人たちの惜しむ声もたくさん寄せられている。これらは穴場のバー、香港の飲茶店、カフェなどさまざまな飲食店や手芸品などの雑貨店、書店、枚挙にいとまがない。
上海では3月末から約2カ月にわたり、コロナ対策の中で一番厳しいとされる「ロックダウン」(都市封鎖)が実施された。その間、すべての店の営業が停止。6月に入り、ロックダウンが解除されたが、今度は飲食店のイートインが禁止され、まさに泣き面に蜂のような状況であった。
20年に始まったコロナの感染はその後、政府の強力な措置で比較的好転し、飲食店を含むいろいろなショップは緩やかな回復ができたが、今年に入り、感染力の強いオミクロン株がまん延し、状況が一変した。
◆ゼロコロナ政策
「ゼロコロナ」の政策下で、近くに陽性者が出れば、すぐさま営業を停止しなければならない。そのため、まともな開店ができず、売り上げが激減した。「顧客の数が以前の3割に落ちた」と多くの店主が口をそろえる。
しかし、賃料をはじめ人件費などのコストの支出はそのままだ。こうしたことの繰り返しで、先が見えない中、「これ以上はもう無理だ」と、断腸の思いで長年営んでいた店を手放した店主が少なくない。
閉店に追い込まれたのは、個人経営の小さな店だけではない。先日、上海の有名な文化ストリートにある「ケンタッキー(KFC)福州路店」が21年の歴史に幕を下ろした。多くの人にとって衝撃的なニュースだった。
なぜなら、上海最大規模の書店「上海書城」を含め、たくさんの専門書店が集中しているこの一角は、本を買いに来てKFCを食べるか、KFCを食べに来て本を買うかなど、デートの場所としても、上海の若者なら訪れていない人はいないぐらいで、思い出いっぱいの場所であったからだ(注:通常のKFCの店舗は日本の店舗の十数倍の大きさ)。
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学びがある! 6
分かりやすい! 18
新しい視点! 3
ワトソン君やっぱり、中国はゼロエコノミーしかないですね・・・。
黒井これでは廃業しろと言ってるようなものだよな。銀行融資を容易に引き出せたり、現金化できる資産を多く持つ大企業でなければ生き残れないのが中国だ。
ワトソン君じゃあ、個人で起業するのはムリなのでは?
黒井少なくとも中国共産党はそうした自由を認めない方向に動いてるよな。元々自由に民主主義国家のように起業したり開業できたのがおかしかったわけだが、ある意味共産国家として正常化したとも言える。
ワトソン君確かに!意地悪クラブが妨害してたんだと思います。
黒井日本としては中国経済に弱体化してもらった方がメリットが大きいらしいからな。その調子で色々ぶっ壊してもらおう。
ワトソン君ネットユーザーの反応です!
・上海在住ですけど、ロックダウン以降閉店する飲食店やブティックが多いです。テナントのオーナーが頭悪いのか、絶対に賃料を下げようとしません
・改革開放路線に乗って成長していた中国も、習さんの統治になってからは色褪せるばかりです
・政策は絶対です。政策のためには経済や個人は犠牲になっても仕方ありません
・飲食店を閉鎖させておきながら、保証もないんですね。共産とはどういう意味ですか?
黒井賃料全額支払いで休業補償もなしと。個人事業主はさっさと店畳んで衰退を受け入れろってな。まあ不動産バブル崩壊すりゃそれどころじゃないんだが。
ワトソン君ボクは、ゼロエコノミーの方が中国の人達は幸せだと思ってます!
ワトソン君中国の皆さん、愛国心を発揮するのはやめましょう!現実に目を向けて下さい!さようなら!