バイデン米大統領=19日、ワシントン(EPA時事)
【ワシントン時事】バイデン米大統領は20日、東部ペンシルベニア州で演説し、11月の中間選挙で野党共和党が多数派となれば、ロシアの侵攻にさらされるウクライナへの支援が縮小され、「深刻な結果を招く」と懸念を示した。
バイデン政権はこれまでに、計182億ドル(約2兆7300億円)の対ウクライナ軍事支援を表明している。バイデン氏は「共和党は支援を継続しないだろうと言っていた」と指摘。「ウクライナだけでなく東欧や北大西洋条約機構(NATO)にも関わる問題だ。彼らは米国の外交政策をまるで理解していない」と共和党を厳しく批判した。