胡春華氏、降格の屈辱 中国共産党政治局員も非習派一掃

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胡氏は習氏が総書記に就任した10年前の第18回党大会で、わずか49歳で政治局入り。前回党大会では最高指導部入りがささやかれたが、3期目続投を目指す習氏の意向で昇格は見送られた。副首相としての実務能力は党内でも評価が高く、習氏への忠誠も盛んにアピールしていたが、今回の党大会では昇格どころか降格人事となった。

前回選ばれた政治局員25人のうち退任したのは14人で、胡氏のほか江沢民元総書記に近い上海閥の郭声琨(かくせいこん)・党中央政法委員会書記らが含まれる。習氏と距離を置く人物は一掃された。

昇格したのは、習氏の強硬外交路線を忠実に実行してきた王毅国務委員兼外相(今月69歳)や、習氏の福建省時代からの側近、何立峰・国家発展改革委員会主任(67)ら13人。習氏の下で外交を王氏が、経済を何氏が取り仕切る可能性が高い。王氏の後任の外相候補には新中央委員に選ばれた秦剛・駐米大使(56)らの名が挙がっている。

若手は最年少となる1964年生まれが4人入ったが、仮に習氏が4期目を続投した場合、10年後のポスト習候補としては微妙な年齢だ。このうち李書磊(りしょらい)・中央宣伝部副部長(58)は、14歳ながら飛び級で名門・北京大に進学し「神童」と呼ばれた人物。習氏が中央党校校長を務めた2007年以降に同校で関係を深めたとされる。(西見由章)

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