10月27日、ロシア南部チェチェン共和国のカディロフ首長は、ウクライナに派遣した兵士が今週砲撃を受け、23人が死亡、58人が負傷したと明らかにした。写真は2021年10月、ロシアのグロズヌイで撮影(2022年 ロイター/Chingis Kondarov)
[27日 ロイター] – ロシア南部チェチェン共和国のカディロフ首長は27日、ウクライナに派遣した兵士が今週砲撃を受け、23人が死亡、58人が負傷したと明らかにした。
カディロフ氏はプーチン・ロシア大統領の盟友。プーチン氏の支持者が戦闘で大規模な敗北を認めるのは異例だ。
死傷した兵士は南部ヘルソン州で攻撃を受けた。通信アプリ「テレグラム」で明らかにした。
チェチェン共和国は住民の大多数をイスラム教徒が占める。カディロフ氏はプーチン大統領の歩兵を自任。数千人の兵士をウクライナに派遣している。
カディロフ氏は「多大な損失を被ったが、チェチェン人は聖戦に参加している」と表明。攻撃を受けたチェチェン軍は報復し、約70人のウクライナ人を殺害したという。
ロイターは事実関係を確認できていない。