【キーウ共同】ロシアの独立系ジャーナリストが設立したメディア「ノーバヤ・ガゼータ欧州」は2日までに、プーチン政権が9月に出した部分動員令に基づき招集された兵士のうち、100人以上が既に死亡したと報じた。そのうちの23人が前線への投入前に自殺や、アルコールや薬物などが原因で命を落としたと指摘した。
遺族への死亡通知などに基づき、独自に集計した結果としている。戦場で遺体が確認できない場合は行方不明として扱われるケースが多く、実際の死者数はさらに多いとみられる。
部分動員令が出た9月21日のおよそ2週間後の10月初旬には前線で死者が出始めたという。