安倍首相「衆参同日選」見送りを麻生副総理に伝達 7・21参院選単独に

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衆院本会議に臨む安倍晋三首相と麻生太郎副総理兼財務相(右)=21日午後、国会(春名中撮影)
衆院本会議に臨む安倍晋三首相と麻生太郎副総理兼財務相(右)=21日午後、国会(春名中撮影)

 安倍晋三首相は25日、麻生太郎副総理兼財務相と官邸で会談し、夏の参院選に合わせて衆院選を行う衆参同日選を見送る方針を伝えた。政府は26日に臨時閣議を開き、参院選を「7月4日公示、21日投開票」とする日程を決める。25日の衆院本会議では、野党5党派が提出した内閣不信任決議案が、自民、公明両党などの反対多数で否決された。今国会は26日に閉会し、与野党は単独で行われる参院選決戦に突入する。

 野党5党派は25日に党首会談を開いた後、不信任案を共同提出した。立憲民主党の枝野幸男代表は同日の衆院本会議で趣旨弁明を行い、野党が求める衆参両院の予算委員会を開かないことを「国民に対する説明責任から逃げ回り、見苦しい限りだ」と批判した。

 さらに、年金制度への不信感が高まっていることなどを指摘したうえで「安倍政権の姿勢は民主主義を空洞化させる。外交もやっているふりばかりで成果に結びついていない」などと訴えた。

 一方、自民党の萩生田光一幹事長代行は反対討論で、野党が衆院解散の引き金になることを恐れ、不信任案の提出まで迷走した経緯に触れ「政権交代の覚悟はみじんも感じられない。慣例行事、年中行事としかみえない」と断じた。

 そのうえで、大阪で28、29両日に20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)が開かれることなどに触れ「首相の外交手腕は、枚挙にいとまがない」と強調した。

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