11月13日、ペロシ米下院議長は、中間選挙で下院の多数派が依然判明しない中、民主党下院トップのポスト維持を目指すか判断するのは時期尚早だと述べた。エジプト・シャルムエルシェイクで11日撮影(2022年 ロイター/Mohammed Salem)
[ワシントン 13日 ロイター] – ペロシ米下院議長は13日、中間選挙で下院の多数派が依然判明しない中、民主党下院トップのポスト維持を目指すか判断するのは時期尚早だと述べた。
複数のテレビインタビューで、11月30日に行われる下院民主党のリーダー選出を前に、自身の今後ではなく党の将来に照準を合わせていると述べた。
ペロシ氏はCNNで「影響力を行使する方法はいろいろある。議長は強い権限を持っているが、私は常に影響力を持つだろう」と語った。
ABCの番組では、夫が襲撃された事件が自身の将来に関する決定にどう影響するか問われ、議会を去る予定はなく、党を前進させることに注力していると強調。「あとは家族と党の希望次第だ。だが、選挙結果が判明するまでさほど検討はしない」と述べた。
ペロシ氏は中間選挙で83%以上の票を獲得し、19期目の当選を決めた。
民主党指導部は82歳の同氏のほか、バイデン大統領が近く80歳を迎え、シューマー上院院内総務も71歳と、年齢を巡る問題が浮上している。