ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領(2022年10月31日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ポーランドにミサイルが着弾し、2人が死亡した問題で、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は16日、ミサイルはロシアのものだったと改めて主張した。
【写真】ミサイルが着弾した現場
ゼレンスキー氏はテレビ放送で、ミサイルがウクライナのものでなかったことに「疑いはない」と述べ、「われわれの軍事報告に基づき、ロシアのミサイルだったと考えている」と明言。ミサイルが自国のものだったことを示す証拠は確認していないとし、ウクライナが調査に参加する必要があると指摘した。
一方、ポーランドと北大西洋条約機構(NATO)はゼレンスキー氏とは異なる見解を示し、ミサイルはロシアの攻撃を迎撃するためにウクライナの防空システムが発射したものだった可能性が高いとしている。
米ホワイトハウス(White House)は同日の声明で、ポーランドの見解を支持しつつも、「究極の責任はロシアにある」と批判した。【翻訳編集】 AFPBB News