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【ソウル=溝田拓士】北朝鮮が、18日に発射した新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星17」は「最終試射で完全大成功を収めた」と強調し、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党総書記が「今年中に完成を宣言しなければならない」と科学者らに指示していたことが明らかになった。
大陸間弾道ミサイル「火星17」の前で娘と一緒に記念写真に納まる金正恩氏=朝鮮通/ロイター
21日に科学者らが正恩氏に送った書簡の内容を、27日の党機関紙「労働新聞」などが報じた。同紙などによると、正恩氏は「この兵器開発が本当に重要」と強調し、地下発射場の準備なども指示した。
同紙などは27日、火星17の前で正恩氏が第2子の長女「キム・ジュエ」とみられる娘らと記念撮影した写真も報じた。
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