【マドリード=三井美奈】サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会で、スペインの首都マドリードでは1日夜(日本時間2日未明)、市内のスポーツバーやホテルのロビーにファンが詰めかけ、スペイン対日本戦の生中継を見守った。
サッカーファンが集まる市中心部のバーは1日、午後8時(日本時間2日午前4時)の試合開始前から200人以上が詰めかけ、熱気でムンムン。会社員のダニエル・サイズさんは、赤と黄のスペイン国旗を背負って友人3人と観戦に来た。「今日は落ち着かなかった。でも、日本には悪いが1対0でスペインが勝つ。モラタが1発決めてくれるはずだ」と自信満々。「日本人は礼儀正しいよね。今大会でも、よい試合にして欲しい」と話し、開会前に、君が代の演奏が流れると仲間と店内で拍手を送った。
貿易会社経営、ラファエル・ソテルドさん(52)は「3対0だな。悪いが、日本はスペインの敵ではない。モラタとウィリアムズが前半、後半でそれぞれ決めてくれるはずだ。日本-ドイツ戦を見たが、実力はまだまだ。日本は技があり、パスはうまいが、突破力がないから」と手厳しい。試合が始まる前から、ビールを二杯飲んで気合を入れていた。
試合開始と共に賑わっていた店内は静かになり、みんなテレビにくぎ付けに。モラタが前半、1点を先制すると、店内の客が立ち上がって抱き合った。テレビ解説者は「日本は、よいディフェンスを見せている」と称えた。