【参院選不出馬議員に聞く】中山恭子氏 拉致問題に取り組んだ12年間

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希望の党・中山恭子参議院議員インタビュー=25日午後、国会内(春名中撮影)
希望の党・中山恭子参議院議員インタビュー=25日午後、国会内(春名中撮影)

 私は67歳で参院議員に初当選しました。長いようであっという間、大変忙しい12年間でした。最も力を入れて取り組んだのが北朝鮮による拉致問題です。理不尽にも家族を連れ去られ、長い間、不安定でつらい思いをされている人たちのことを考えると言葉がありません。拉致被害者をなんとか救出したい。その思いで活動してきました。

 拉致問題は外交と切り離し、首相直轄のチームで政府が直接、交渉をしなければ解決できません。外務省は拉致被害者救出のためというより、国交正常化に向けた交渉をするからです。その意味では、現在、菅義偉(すが・よしひで)官房長官が拉致問題を担当していることは大きなチャンスだと思っています。安倍晋三首相と菅氏とのラインで解決してくれることを期待しています。

 議員生活で成し遂げたことの一つに、「日本のこころ」代表として憲法草案を発表したことがあります。北朝鮮の関与が分かっていながらなぜ拉致を防げなかったのか。元をただせば憲法にいきあたります。

 戦後、連合国軍総司令部(GHQ)によって日本国のあり方が決められ、憲法には日本政府が国民を守るという概念がない。今、最も必要なのは、日本が国家として領土を守り、国民を守ることができる独立国家としての憲法です。国会での論議は進まないですが、もう一度よく考えてほしいです。そのときのたたき台として、この憲法草案は十分耐えうるものだと思っています。(広池慶一)

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